わきがの臭いについて。
他人の臭いは指摘できない。
自分の周りに汗っかきの方や、
臭いのする方がいたとしても、
なかなか指摘できませんよね。
それがわきがの、
臭いであれば、なおさらです。
家族であるか、
よほどの親しい間柄でなければ、
指摘はできません。
それは、汗を異常に大量にかいたり、
わきがの臭いを出す方が
非常に少ないからでしょう。
非常に特殊な、
病気であると思われ、
敏感に反応する割には、
なかなか話題にしづらいのです。
臭いは指摘しづらいです。
日本人は、清潔好きが多い。
また、日本では、毎日でも、
お風呂に入って汗や汚れを落として、
さっぱりとする習慣があります。
どちらからというと、
汗をかいたり、汗の臭いを、
そのままにすることを嫌がります。
さらに、最近は汗や臭いに対して、
異常なほどに反応する清潔志向が、
ますます強くなっています。
日本人はお風呂好き。
汗や臭いが少しであっても、
いやがられることが、
多いのではないでしょうか。
そのために特にわきがの臭いを、
持つ方にとっては、
不利なことが多いと思います。
その結果、
わきがの臭いに、
悩むことになるわけです。
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欧米の方は体臭が強い。
日本人に対して、
欧米の方は、
体臭があるといわれます。
私もホテルに勤務している頃に、
外国の方が数日、宿泊した後に、
部屋に体臭が残ってしまって、
困ったことがありました。
欧米では体臭がする方や、
わきが体質の方が多いために、
お互いの臭いが、あまり
気にならないと言われます。
それでもある程度の臭いを、
抑えるために香水を、
良く利用するのでしょうね。
欧米の方は体臭が強い。
汗は、体温を調節する。
私達が汗をかくのは、
私達の体温を調節するという、
大事な役目があります。
夏場に汗をかくことで、
汗の水分が蒸発するときに、
周りの熱を奪うことで、
体温を下げるのです。
その汗は、「エクリン腺」と、
「アポクリン腺」と呼ばれる、
汗腺から体外に出てきます。
その汗腺によって、
働きが違うのです。
体温の調節や、
皮膚の乾燥を防ぐために、
汗をだす汗腺が「エクリン腺」です。
においは性的アピールの役目。
「アポクリン腺」は、
思春期から壮年期だけに、
出るのですが、
この汗は、水分の他に、
皮脂やタンパク質を含み、
臭いを発生するのです。
この汗は、何と、
性的アピールのために、
出るそうです。
人間も動物であることを考えると、
臭いの汗も、
自然なことなのでしょうね。
そう考えると、人間は好きになると、
「臭い」が引き付けられる、
「香り」に変わるのですかね。
日本では、臭いは肩身が狭い。
でも臭いを嫌う、
日本の中で暮らす以上は、
わきがなどの臭い対策も、
していかなくてはなりませんよね。
ただ、必要以上に、
臭いに悩み過ぎるのも、
どうかなと思うのです。
欧米では、臭いについて、
寛大であります。
また臭いも人間として、
正常な役割を果たしていることを、
知っておくことも、
大事ではないかと思うのです。
そう思いながら、
汗っかきの臭い対策をすれば、
気持ち的にも、
少しは楽にならないでしょうか。
